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仕事において
言葉使いっていうのは非常に大事。
この年になって痛感することが多いですね。
特に若手に聞かれた時に答えられないと
格好悪くて仕方ないです。
今回は
謹賀新年と恭賀新年について聞かれたので、
ここに書き記しておきます。
謹賀新年と恭賀新年

By: ume-y
謹賀新年と恭賀新年、
どちらも年始の挨拶に用いられる言葉です。
しかし、
似たようなこの2つの言葉も意味は違います。
そのため正しい使い方をしなければ、
恥ずかしいどころか、
失礼に当たる場合もあるのです。
そのため
使い方には十分に注意しなければなりません。

それぞれの意味と違い

By: merec0
謹賀新年と恭賀新年ですが、
この2つの違いは、
謹賀と恭賀にあります。
後に続く「新年」は同じですから、
この2つがどう違うのかということになりますが、
それぞれ下のような意味があります。
『謹賀』
つつしんで喜びを申し上げるという意味になります。
つつしんでいるというのが謹賀のポイントです。
『恭賀』
こちらはうやうやしく祝うということになります。
うやうやしくというのが恭賀のポイントです。
《恭しい【うやうやしい】とは》
相手を敬って、礼儀正しく振る舞うさま。丁重なさま。
このように
それぞれにはポイントとなる意味が異なるため、
使う際には
そこの部分を抑えておかなければなりません。

正しい使い方とは?

By: Kentaro Ohno
謹賀新年と恭賀新年の正しい使い方としては、
どういったものになるのでしょうか?
ハッキリ言うと、
ビジネスや目上の人にはどちらでもOKです。
私も聞かれた時に
この結論まで達するのに時間がかかりました。
どちらも新年をお祝いする言葉ではありますが、
つつしんでいる謹賀でも、
うやうやしくしている恭賀でも問題ありません。
通常、
謹賀新年を使うことのほうが圧倒的に多いので、
恭賀新年を使うと
目を引く挨拶状になるかもしれません。
そういった意味で
恭賀新年を使うという手段はあるかもしれませんね。

いつまで使えるのか?
新年の挨拶状を作成するにあたって、
謹賀新年や恭賀新年は、
非常によく利用される言葉です。
しかし、
これらの言葉には使用期限があります。
つまり、
新年の挨拶をするなら
いつでも使って良いというわけではないのです。
コレ、挨拶状を作成する上で大事なポイントです。
通常、これらの言葉は松の内と言われています。
松の内というのは、
元旦~1月7日ぐらいまでを言います。
地域によって様々なので、詳細は書きませんが、
7日ぐらいまでを松の内と考えると良いでしょう。
これを過ぎた後の謹賀新年や恭賀新年は、
恥ずかしい表記となってしまうので、
使わないようにしましょう。