放射霧(ほうしゃぎり)が発生する条件メカニズムとは。雲と霧の違い

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運転していてやっかいなのが霧の発生です。

特に放射霧が私の周りでは発生しやすいのですが、
運転するのが怖いですね。

ちなみに、
この放射霧が発生するメカニズムをご存知ですか?

雲と霧の違いなども知っていると、
ちょっと自慢出来ちゃいます。

そこで、今回は霧についてお教えしますね。

霧が発生する条件

霧メカニズム
運転する際に、
土砂降りの雨も怖いけど、
霧はそれ以上に怖いです。

前がまったく見えず、
ライトをつけても反射してしまう状況では、
なかなかまともに運転出来ません。

そんな霧ですが、
発生するのには条件があります。

それは

「空気中に水分をたくさん含んだ状態で、温度が下がること」

です。

何やら難しい表現になってしまいましたが、
空気中というのは、
温度が高ければ、たくさん水分を含むことが出来ます。

しかし、
温度が下がると含むことが出来る水分量が少なくなります。

温度が下がり、
含むことが出来なくなった水分が
霧となって表れるのです。

そのため、
水分を含んだ温かい空気に冷たい空気がぶつかると
霧が発生します。

 

放射霧とは

放射霧
霧の発生する条件は理解して頂けたと思いますが、
この霧の中でも発生する条件でいくつかに分けることが出来ます。

その中の1つが放射霧です。

これは朝に見られる霧で、
夜の間に地面から熱が逃げることで冷却された際、
一緒に地面に近い空気も冷却されます。

その冷却によって、
含むことが出来なくなった水分が水蒸気になって表れ、
霧になるのです。

朝早く通勤などをする際、
霧で前が見えないなんて経験はないでしょうか?

必ずとは言えませんが、
放射霧の可能性が高いです。

この放射霧は、
地面に近い部分の空気が温まれば解消されますが、
太陽が昇るとともに解消されるので、
おおむね霧の発生から1~3時間で解消されます。

ただ、そうは言っても
通勤時間帯に霧が発生されると、
会社に遅刻しちゃいそうになるので、困りますけどね。

 

霧と雲の違い

霧?雲?
霧と似たものとして、
というものがあげられます。

空に浮かんでいるアレです。

この霧と雲の違いですが、

実はまったく違いはありません。

考え方としては一緒で、
空気中の水分が出てきたものです。

では、
どのように霧と雲と呼び名を使い分けているのか?

これは
地面に接しているものが霧で、
接していないものを雲と呼びます。

そのため、
山に雲がかかっていると表現することがありますが、
その場所にいる人にとっては、
地面に接しているため、霧が出ている状態なのです。

じゃあ、
「山に霧がかかっているね」と言えば良いのかというと、
なかなか難しいところですね。

まぁ、あまり使い分けについては、
細かく気にしなくても良いんじゃないかと思います。

 

 

 

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