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七草と言えば、春が有名ですが、
秋の七草というものもあります。
秋の七草も
コツを覚えればすぐに覚えることが出来ます。
コツを知らないと大変ですけどね。
順番や意味なども知っておくと、
頭にも入りやすいですよ。
雑学として覚えておいて
損はないんじゃないでしょうか。
ちょっと解説しますね。
秋の七草の由来
![](https://www.noratextile.com/wp-content/uploads/2016/06/11382190875_7eabcd1d0d.jpg)
By: ume-y
七草と言うのは、
何となく聞いたことがある程度の人も多いかもしれません。
そもそも七草が話題になることも少ないですからね。
でも、その由来などを知ると、
へぇ~って思うこともしばしば。
例えば、
秋の七草であれば、万葉集が関係しています。
何だか歴史的な話になってきますが、
万葉集の中で山上憶良という人物が詩を詠んでいます。
この詩が由来になっています。
その詩というのは・・・
秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七草の花。萩の花、尾花、葛花、撫子の花、女朗花、藤袴、朝顔の花
というものです。
この詩で読まれているものが、
七草になります。

秋の七草の覚え方とは
![](https://www.noratextile.com/wp-content/uploads/2016/06/9689481493_0b90d71a40.jpg)
By: houroumono
秋の七草も、当然、七種類あるわけですが、
これをそのまま暗記というのはかなり難しいです。
ただ、ごろ合わせを使うと実に簡単に覚えることが出来ます。
そのごろというのが、「お好きな服は?」です。
お・・・おみなえし
す・・・すすき
き・・・ききょう
な・・・なでしこ
ふ・・・ふじばかま
く・・・くず
は・・・はぎ
これで覚えると自然と出てくるようになります。
他にもごろ合わせは色々とあるようですが、
お好きな服は?が私の一押しです。

秋の七草の順番
![](https://www.noratextile.com/wp-content/uploads/2016/06/14688634235_b5c4359247.jpg)
By: houroumono
秋の七草の順番ですが、下記のようになります。
萩の花、尾花、葛花、撫子の花、女郎花、藤袴、朝貌の花
となります。
先ほど、
山上憶良が詠んだ詩を紹介しましたが、
その順番となります。
こちらはごろ合わせはないので、
詩として覚える他、ないですね。

秋の七草それぞれの意味とは?
![](https://www.noratextile.com/wp-content/uploads/2016/06/8341924582_ed21f7ecc3.jpg)
By: Toshihiro Gamo
秋の七草ですが、それぞれに意味もあります。
萩の花・・・内気、前向きな恋など
尾花・・・生命力、活力など
葛花・・・活力、治癒など
撫子の花・・・純愛、大胆など
女郎花・・・はかない恋、親切、忍耐など
藤袴・・・ためらいなど
朝貌の花・・・誠実、気品など
どれも
生命や恋などを感じさせるような意味があります。
やはり詩に読まれるくらいの花ですね。
ちなみに、
これらの秋の七草はどちらかと言えば
観賞用としての意味合いが強いです。
春の七草はおかゆなどにして食べますが、
秋の七草ではそういったことはしません。