ローリングストック法の例&リスト10選。食品の賞味期限どのくらいまで準備できる?

災害という
万が一の事態に備える食品の備蓄はとても大切です。

その備蓄の方法としてオススメなのが、
ローリングストック法です。

備蓄を始めるのは良いけど、
管理するのが難しいという人でも、

この方法であれば、
食品の備蓄が上手く出来ると思います。

そこで、今回は、
このローリングストック法について紹介していきます。

具体的なやり方や
ローリングストック法で備蓄した食材など、
万が一の時に役立つ情報をお教えします。

今後の備えにぜひ役立ててみて下さい。

ローリングストック法とは

ローリングストック法という名前、
聞いたことがないという人も多いかもしれませんが
これは食料品を備蓄する上でのテクニックです。

ストックをローリングさせることから
ローリングストック法と名付けられていますが、

要は
備蓄した食料品を、
どんどん回転(消費)していく

というものになります。

「消費したら買い足す」
ことによって、
備蓄した食料品は
無駄になることなく更新されていく
ということになります。

一般的に
食料品の備蓄となると、
買ったら最後、災害が来るまで開けない
というのがよくあるケースです。

しかし、
気付いた時に開けてみると、
期限が切れていて、
これでは何のために備蓄しているのか分からない

ということになります。

これを防ぐための方法が、ローリングストック法であり、
定期的に備蓄した食料品を消費し、
消費した分だけ足すことによって、
いざという時に期限が切れていたということを防ぐのです。

災害時の備えというのは、
災害が起きた直後や思い立った際には、
熱も入り備えも万全となりますが、

時とともに
どうしてもその熱も失われがちです。

しかし、備えに大切なのは、
もしもの時のために、常に備えておくことです。

そのための方法が
ローリングストック法であり、
効率的に
「もしも」に備えることが出来るテクニックなのです。

 

ローリングストック法をはじめるために

ローリングストック法について知ったところで、
次はその内容について詳しく知る必要があります。

はじめるために必要なのは、
ポイントメリット、デメリットです。

一見、
メリットばかりに見えるローリングストック法ではありますが、
デメリットというのもあるため、
はじめる際には理解しておく必要があります。

それでは、
まずローリングストック法のメリットですが、
大きく下記のようなものがあげられます。

=ローリングストック法のメリット=

①:保管場所がしっかりと管理出来る

災害時向けの備蓄品において、
ありがちなのが

「どこに置いたっけ?」

です。

我が家もかつて、準備したのは良いものの、
そろそろ見直そうとなった時に、
どこに置いたっけと
家じゅうを探し回った記憶があります。

しまいこんでしまうという方に多いですが、
ローリングストック法では、
こういったことを避けることが出来ます。

備蓄品でありながらも、
日常で使うものであるため、
保管場所を忘れることがないためです。

実際の災害の際に、
どこに置いたか忘れて持ち出せないなんていうことを、
まずは防ぐことが出来るのです。

 

②:消費期限を切らすことがない

ローリングストック法では、
日常的に備蓄品を使い、使ったものから補充していく
というのを繰り返すため、
消費期限を切らしてしまうことがほとんどありません。

後程、
ポイントでも紹介しますが、
消費期限が近いものから使うようにすることで、
より確実に期限前に使いきれるようになります。

どうしても備蓄品をため込んでしまうと、
気が付くと消費期限が切れていたというのは、
よくあるケースになります。

消費期限を切らしてしまったものは、
そのまま使えず捨てるしかないということにもなりかねますので、
無駄にしないためには、期限の管理が必要となります。

そういった点で、
ローリングストック法は優れた方法であり、
備蓄品を効果的に利用出来る方法だと言えます。

 

③:いざという時も日常と同じ生活を送れる

備蓄品を貯めるとなると、
最低限のものだけ購入して備蓄しておこうと
考える人も少なくありません。

これはこれで良いのですが、
いざ実際に災害が起きた際には、
最低限の物資で生活を送ることになり、
ちょっと心もとない形となります。

しかし、
ローリングストック法では、
日常的に使うものを備蓄品として取り扱うため、
災害時にも、
日常と同じような生活が送ることが出来るようになります。

味気ない食事は
災害時には仕方ないことかもしれませんが、
少しでも日常に近い生活が
ローリングストック法では可能となります。

 

④:備蓄へのハードルが低い

わざわざ備蓄品を揃えてとなると、
購入するのも、それを月日が経過した後に見直すことも、
大変な労力が必要です。

そして、
これをやらずにして消費期限が切れてしまうというのは、
備蓄品によくあるケースとなります。

そういった意味では、
改めて備蓄品を貯蓄するということは、
非常にハードルが高いこととなりますが、
ローリングストック法では、
日常で使うものを貯蓄するため、
少し多く買い足すだけとなります。

そのため、
備蓄するにあたっても、
改めて買いに行くという必要もないため、
ハードルが非常に低くなります。

定期的に消費し、
日常と同じものを買い足すということで、
無理なく継続して備蓄を行うことが出来るのです。

 

このように
ローリングストック法には様々なメリットがあります。

やはり
無理なく継続出来ることや
消費期限を切らす心配が少ないことが、
大きなメリットではないかと思います。

ただ、一方で
デメリットも存在しますので、
続いてデメリットをご紹介します。

 

=ローリングストック法の「デメリット」=

①:非常時に必要なものは備蓄しにくい

日常的に使う食料品や日用品については、
都度、更新する形で
備蓄へのハードルを下げるローリングストック法ですが、
一方で、非日常で使用する物には弱いという側面があります。

例えば、
水が出ない時に使用することになる「タンク」などは、
日常的には使いませんが、
災害時には必須のアイテムです。

しかし、こういった物は、
あくまで非日常向けのものとなるため、
ローリングストック法では抜けてしまう可能性があるのです。

他にも
「携帯型の簡易トイレ」や
「防寒のためのアルミシート」など、

日常的には、
なかなか使わない物については、
抜けてしまわないように改めて注意する必要があります。

 

②:使用する順番のミス

古い物から使用し、
新しいものを追加していくのがローリングストック法ですが、

この使用する順番を間違えるというのは、
よくあるミスです。

保管場所について、
しっかりと整理してないとこういったことはおきやすく、
「古いものの消費期限が過ぎてしまった」
なんてこともあります。

これでは何のためのローリングストック法か分かりませんよね。

こういったことを防ぐために、
ローリングストック法では、
しっかりと期限等を確認し、
古いものから使用することがとても大切になってきます。

 

③:災害時に食べられないケースも

日常的に使う物を備蓄するが故に、
災害時に状況によっては「食べられない」
ということが起きるケースもあります。

電気やガス、水道などが止まり、
調理する設備がない場所では食べられないというのは、
何のための備蓄なのかということになってしまいます。

そのため、
備蓄する物については、バランスがとても重要です。

水道が止まっても食べられるもの、
電気、ガスが止まっても食べられるものや、
カセットコンロとガスボンベを用意するなど、
最初の段階でバランス良く考えることが、
いざという時に困らないためには必要となるでしょう。

 

このような
メリットやデメリットを理解すれば、
より大きな効果を実感することが出来、
失敗することも少ないでしょう。

実際にローリングストック法を実践する際には、
大きく2つのポイントがあります。

 

1.古いものから使う

ローリングストック法を実践する上で、
最も単純で最も大事なことが、
この古いものから使うという点になります。

そして、
そのために大切なのが整理整頓です。

どれが古いものか、
すぐに確認出来るようにしておけば、
古いものから使うというのは、それほど難しくありません。

 

2.使ったら足す

こちらも単純明快にして、
非常に大切なポイントです。

古いものから使った後は、
新しいものを足していく必要があります。

ありがちな失敗としては、
使ってもすぐには足さずに、
後から足せば良いと考えている間に忘れていってしまうケース
です。

そんな時に万が一、災害が来れば、
本来あるはずの備蓄がないわけですから、
大変な目に遭ってしまうことになりますね。

これらのポイントを抑えておけば、
ローリングストック法で、
大きな失敗というのは少ないでしょう。

後は始めてみて、
家庭なりにカスタマイズしていくことが重要です。

食料品以外にも、
例えば、乾電池カセットボンベなどは、
日常的に使いつつ、
災害時には大きな役割を果たしてくれるもののため、
ローリングストック法に向いている物と言えます。

我が家なりのローリングストック法を目指してみましょう。

 

 

ローリングストック法の例やリスト10個

それでは、
具体的にローリングストック法を行う際には、
どういったものが備蓄するのに向いているのか?

細かいところは、
家庭によって特色が出ますが、
一例として我が家の備蓄品を紹介します。

=我が家の備蓄品=

①:水

何を差し置いてもまず一番に大切なのが、飲料水です。

人は食べなくても、
それなりの期間、生きていくことは出来ますが、
水がないと短い期間しかもたないということになります。

そのため、
災害向けの備蓄であれば、最初に考えるのがこちらです。

量としては、
大人が1人、1日で3Lという話ですが、
なかなか量が多くなり、
置き場所に困ってしまうのが難点なところです。

我が家は何とか
家族4人で2日分はキープ出来るようにしていますが、
ローリングストック法を実践する時は、
まずこの水の置場を確保するところから、
始めると上手くいくと言えるでしょう。

 

②:カップ麺

こちらも備蓄品としてはポピュラーなアイテムの1つです。

賞味期限も長いし、
お湯さえあればどこでも食べることが出来るので、
便利なアイテムの代表格と言えるでしょう。

問題は
災害時、お湯があるのか?
ということですが、

我が家は
カセットコンロとカセットボンベも備蓄してあるので、
カップラーメン程度であれば
食べることが出来る見込みでいます。

災害時は、
どうしても食事が味気ないものとなってしまい、
なおかつ、
温かいものが食べたくなるため、
味のバリエーションが豊富で、
温かいカップラーメンは非常に重宝します。

 

③:乾麺

カップラーメンと同様に
災害時、役に立つのが乾麺です。

こちらはカップラーメンよりも
少し調理のハードルが上がりますが、
基本的にカセットコンロがあれば、調理可能です。

ラーメン以外にも
うどんやパスタなどバリエーションも広がりますので、
オススメの備蓄品です。

また、日常的に消費することを考えても、
乾麺は自宅に常備している家庭も多いから、
向いていると言えるでしょう。

 

④:レトルトカレー

これさえあれば生きていける!
という人もいるほど人気の高いカレーですが、
レトルトカレーは災害時の強い味方です。

簡単に温めるだけで食べることが出来ますので、
ご飯と一緒に常備しておきたいところです。

野菜やお肉も少なからず入っていますので、
栄養素的に考えてもありがたいですね。

 

⑤:パックご飯

簡単に温めるだけで食べることが出来る便利食材です。

そして、日本人にはとても大切なお米。

様々なタイプのものが販売されており、
一般的には電子レンジでチンするものが主流ですが、
お湯で温めるタイプのものも販売されています。

災害の際は、
電気が止まっていることも多いので、
備蓄するのであれば
お湯で温めるタイプのものが良いでしょう。

 

⑥:おかゆ

お米とほぼ同意義ではあるものの、
こちらは水分も摂取出来る優れものです。

また、お湯で温めるタイプが主流であることから、
災害時にはカセットコンロ1つで大きな活躍を見せてくれます。

風邪など体調が悪い時にも食べることが出来ますので、
日常的に使う上でも、
備蓄品として持っておきたいものです。

 

⑦:栄養補助食品

○○バーとか○○ゼリーなど、
最近は栄養補助食品と言っても、
実に多くの種類があります。

これらの食材は、
あまりかさばらず、栄養も計算してあるため、
非常に便利です。

物によっては、
少々のお値段が張るケースもありますが、
消費期限がそれなりに長いこともあり、
備蓄しておいて損はないと言えます。

 

⑧:缶詰

こちらも保存食としては非常に優れており、
様々なバリエーションが存在します。

そのまま食べても良し、
ご飯のお供にしても良しなので、
必ず備蓄しておきたいところです。

オススメは
既に味付けまで済んでいるタイプのものです。

これならいざという時に、
そのまま美味しく食べることが出来るので、
非常に重宝すること間違いないでしょう。

 

⑨:野菜ジュース

備蓄というか、
購入しては消費し、購入してはまた消費を繰り返しているのですが、
災害時、
栄養不足になりがちな生活を補ってくれるかなと期待しています。

ペットボトルではなく、
紙パックで常備することで使いやすく、
持ち運ぶ必要がある時も便利です。

 

⑩:コーヒー

生きながらえるためというよりは、
嗜好品の色が強いコーヒーですが、
私が、コーヒーが大好きなため備蓄品に入れています。

災害時も、
何か自分の好きな食べ物や飲み物を口に出来るというのは、
非常に心を落ち着かせることになるそうです。

そういったことを聞き、
コーヒーを備蓄するようになりました。

お湯だけあれば
溶かして簡単に飲めるというのも大きな利点ですね。

 

一例ではありますが、
我が家の備蓄品の数々を紹介してみました。

ご家庭によっては、
他にも様々な物が必要になるかと思います。
(小さなお子さんがいる家ではおむつとか。)

今回、紹介したものをベースにカスタマイズすることで、
それぞれのご家庭にあったローリングストック法が出来るかと思います。

 

食品備蓄の賞味期限

備蓄品を選ぶ際に
大切になってくるのが賞味期限です。

賞味期限があまりにも短いようであれば
備蓄品には向かないと考えている人も
恐らく多いのではないでしょうか。

しかし、
1つの目安として、
災害時、物資が届くまでの期間として、
おおよそ72時間
と言われています。

つまり、
3日間、自分達で何とかすれば、
後は救援物資が届くということになります。

このように考えると、
備蓄品の賞味期限というのは、
かなりハードルが下がるのではないでしょうか。

通常、専用の備蓄用の食品としては、
保存用としているため、
3~5年程度の賞味期限となっています。

確かにこれだけあれば、
当面の間、置いておいても安心ですが、
実を言うとあまりローリングストック法には向きません。

どうしても
日常の食卓に並べるには味気ないもの
となってしまうためです。

また、
限られたものの中から選ぶことになるため、
あまりバリエーションとしても広がらないということになります。

そこで、
ローリングストック法では、
食品の賞味期限はもっと短く、
例えば我が家では1年程度のものと考えています。

1年程度でも、
日々の生活の中で使用するため、
賞味期限切れの心配はありませんし、
選択肢も一気に増えることになります。

この賞味期限のハードルを下げることは、
選択肢の広がりに繋がり、
いざという時の食の充実ということにも繋がります。

あくまで1年というのは我が家の基準ではありますが、
ローリングストック法を実践する際は、
この賞味期限の設定には、
色々と工夫してみると良いかと思います。

この期限を変えることで、
選べる幅が広がるのが実感出来るはずです。

 

まとめ

いざという時の備えは大切だと分かっていても、
なかなか進まないものです。

また、
1度取り掛かっても、
それを維持するというのは、
とても労力がいる作業になります。

それらを解消してくれるのがローリングストック法で、
災害時のための備蓄品を貯蔵する上で優れたやり方になります。

ポイントは、
日常で消費出来るものを備蓄し、
積極的に使っていくということです。

今まで災害用の備蓄品というのは、
日常では手を付けないというのが、
主流の考えでしたが、
それとは大きく異なるということになります。

誰でも簡単に始めることが出来ますので、
早速、今日からスタートしてみてはいかがでしょう。

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