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毎年、冬に大流行となるのがインフルエンザです。
高熱が出て、
大変な思いをした経験がある人も多いと思いますが、
このインフルエンザ、
自然治癒するまでには、どれぐらいの期間が必要なのでしょうか?
子供の場合、あっという間に治ってしまうイメージがあるものの、
逆に重症化するイメージも同様にあります。
体力面でも不安なケースも多く、
心配になる親御さんも多いはずです。
そこで、今回は、
子供のインフルエンザについて紹介していきたいと思います。
大人のインフルエンザについても、
併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
子供がインフルエンザ疑惑
朝、子供の体調が悪そうだから、
熱を測ったら高熱だった。
こんな時は
風邪が真っ先に疑われることになるわけですが、
よくよく調べてみたら
インフルエンザだったなんてことがあります。
私も自分の子供がインフルエンザにかかった記憶が多々あります。
特に幼稚園や学校などの集団生活を送るようになってくると、
他の子達から様々なウイルスをもらってくることがあり、
特にインフルエンザはあっという間に蔓延します。
冬の時期、子供が高熱だったら、
真っ先にインフルエンザを疑いましょう。
そして、
インフルエンザ疑惑の際は、
病院に連れて行くことも大切ですが、
まず、子供と仲の良い友達の親御さんに連絡してみると良いです。
インフルエンザの場合、
たいてい、その子も高熱が出ていたりします。
学校に聞いてみると、
クラスの半分以上が・・・なんてケースもありました。
その後は病院に行き、安静にさせるだけですが、
子供に熱がある場合、
特に冬は風邪だと勝手に判断せず、しっかりと診察してもらいましょう。

インフルエンザの症状

By: Jay Gorman
インフルエンザの際の症状ですが、
やはり代表的なのは、高熱になります。
38~40℃近い熱が出て、
頭痛や関節痛、ダルさなどの症状が出ます。
風邪に近い症状ではあるものの、
高熱が特徴ですので、
熱が高いなと思ったら、インフルエンザを疑いましょう。
また、インフルエンザの場合は、
肺炎や気管支炎などの合併症も出やすいのが特徴です。
他にも脳炎や脳症なども見られることもありますので、
出来る限り病院で治療してもらうことが大切です。

インフルエンザの自然治癒期間 子供の場合

By: JosEnrique
子供がインフルエンザにかかったら、
病院に行くのがベストではあるものの、
自然治癒でまったく治らないということではありません。
子供の場合、
自然治癒ですと、1~2週間程度で完治します。
特に熱については、
3~4日程度で落ち着くことがほとんどとなります。
病院に行かなければ必ず治らないということではありませんので、
その点については、安心です。
ただし、子供の場合は、
インフルエンザが重症しやすく、
重症になった場合、
様々な合併症なども考えられ、大変危険です。
そのため、
出来るだけ病院で薬をもらい、治すようにしましょう。
薬を使用することで、
重症化を避けられる他、治るまでの期間についても、
1~2日程度は早まることになります。
ただし、インフルエンザの薬は、
症状が出てから、48時間以内に服用しなければなりません。
そうでなければ、十分な薬の効果は得られませんので、
症状が出たら、早めに診てもらい、薬を飲むようにしましょう。

大人の場合は?

By: Esparta Palma
大人の場合もインフルエンザについては同様で、
自然治癒の場合ですと、
1~2週間程度で治癒することになります。
大人の場合は、子供とは違い体力もありますので、
自然治癒で治してしまうという人も少なくありません。
中には風邪だと思いこんで働き続けるなんていう人も・・・
ただし、これは出来るだけ避けて下さい。
インフルエンザは知っての通り、非常に感染力が強いため、
当人が良くても、周りに大きな影響を与える可能性が非常に高いです。
風邪だろうと思わず、高熱が出たり、
インフルエンザの疑いがある場合は、
最低限、病院で特定だけはしましょう。
それは自分のためであり、
周りのためでもあるのです。

熱が高い時はどーする?

By: MIKI Yoshihito
インフルエンザの時は、
高熱が出るのが特徴的ですが、
熱が高い時はどのようにするべきか?
いくつか対処法を紹介します。
⑴ 熱の出始め身体を温める
熱の出始めは、身体の中でウイルスとの戦いが始まった証拠です。
このタイミングでは、身体を温めるようにしましょう。
そうして、汗をかくことでウイルスを弱めることになり、
熱を下げることに繋がります。
注意して欲しいのは、汗をかいた時にその汗をそのままにしないことです。
放置すれば、冷えに繋がり、今度は熱を上げる要因になってしまうためです。
⑵ リンパの集中している部分を冷やす
ある程度、身体を温め、熱がどんどんと出てきて熱いくらいであれば、
今度は少し身体を冷やして上げることも必要です。
この際は、リンパの集中している部分を冷やすと良いです。
おでこを冷やすのが定番ですが、あれはあまり効果が高くありません。
また、ここで注意なのは、冷やしすぎないことです。
あくまでひんやり気持ちが良い程度にとどめておきましょう。
熱が高い時は、
状況に応じて対応策を変えていくと良いです。
その時、その時に応じて適切な対応をしていくことで、
インフルエンザも治癒期間も短くなっていきます。

インフルエンザにかかったら

By: asobi tsuchiya
改めてインフルエンザにかかったら大切なことをまとめました。
・インフルエンザだと特定する。(これが非常に大事。)
・十分な栄養補給。
・十分な休息。
・十分な水分補給。
これらがインフルエンザにかかったらすべきことです。
シンプルながら、案外、出来ていない人も少なくありません。
特にインフルエンザだと特定することは、
その後の対応を考える上でも非常に大切なことです。
子供であれば、幼稚園、学校を休むだけですが、
大人の場合は、
仕事が休めないなどの理由で特定が遅れる場合があります。
その際も、
栄養補給や休息はいつもよりしっかり取るようにしましょう。
そうすることで、
結果的にインフルエンザの治癒期間が短くなるはずです。
また、特定出来ないのであれば、マスクをするなどして、
極力、他人にうつすことがないように配慮して下さい。

予防法は?

By: MIKI Yoshihito
最後に、
そもそもインフルエンザにかからないための予防法を紹介します。
・手洗い、うがいをする
冬になると、学校でも手洗い、うがいの指導が入りますが、
インフルエンザの予防にはそれだけ効果的となります。
・予防接種を受ける
インフルエンザに対する最も強力な対応策が、この予防接種でしょう。
受けることで、かかりにくくなる他、かかった場合も重症化しにくくなります。
学校や会社などでも、毎年、予防接種を推進しているケースも少なくありません。
・湿度を保つ
インフルエンザウィルスの弱点として、湿度というものがあります。
乾燥を好むインフルエンザは、湿度が高い場所では、活発に活動することが出来ないのです。
そのため、出来るだけ湿度を保つというのは非常に有効な方法になります。
冬はどうしても乾燥しがちですが、加湿器などを用いて、部屋の湿度を保つようにしましょう。
・マスクの着用
空気感染を防ぐために、マスクの着用というのは大変効果的です。
また、マスクをすることによって、喉の湿度を保つことも出来ます。
そういった意味でも、マスクはインフルエンザの予防に大変効果的です。
インフルエンザの予防法として、いくつかの方法をあげてみました。
どれもシンプルなものばかりですが、強力な予防法となります。
インフルエンザが流行る冬にはぜひとも実践してみて下さい。