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子供が
幼稚園や小学校に入ってくると、
ママ友同士で始まるのが「お下がり」ですね。
このお下がりを巡ってお礼などのやり取りって、
どのぐらいのものなら返せば良いのかっていうのは、
正直、まったく分かりません。
高価な学校の制服だったり、
柔道着なんていうのは、
お下がりで貰うと嬉しいけど、
ボロボロになった体操着などは、
貰っても正直、嬉しくなかったり・・・
それにお礼するのも、
何か釈然としないですよね。
今回は、
こんなお下がりを巡ってのやり取りについて説明したいと思います。
どういったタイミングでお礼は返すべきなのか?
そして、
譲る方は何に注意して譲れば良いのか?
これさえ読めば
お下がりに関してはバッチリなこと間違いないでしょう。
お下がりのお礼はするのが常識?
子供が学校に入学するタイミングで卒業するという方から、
お下がりを貰った
なんていうのは、よくあるケースだと思います。
特に
あまり着ていない制服などであれば綺麗だし、
何かと高価なものも少なくないため、
上手く貰えれば、家計も助かることは間違いありません。
このように、
「貰って嬉しいお下がり」
というのは他にも色々とありますが、
こういった場合は、
お礼をすると言っても、何も抵抗はないですよね。
しかし、
世の中にあるお下がりが
全て、こういった嬉しいお下がりばかりかというと、
残念ながらそうじゃないケースっていうのもあります。
例えば、
「”部屋着”で着るなら十分だよ」って貰ったのが、
シミがついた服やだいぶ傷んだ子供用の衣類なんていうのは、
正直、あまり貰っても嬉しくないお下がりだと言えるでしょう。
このようなお下がりの場合、
お礼をすると言っても、
使えるかどうかも分からないものに返すものなんてと思ってしまうのが、
普通の考えではないかと思います。
では、実際に、
貰った物がどうかということに関わらず、
そもそもお下がりにお礼は必要なのか
っていうことですが、
「お礼はした方が良い」
というのが正解でしょう。
この辺りは相手との関係性にもよりますので、
一概に言えないところはありますが、
何かを貰ったのであれば、
それに対してお返しするというのは、大人のマナーです。
仮に貰ったものがイマイチだったからと言って、
お返しをしなかったばっかりに、
マナー知らずだと陰で言われることになれば、
それはそれでストレスが溜まりますよね。
ただ、
お返しするものについては、
貰った物によって変えていけば良いかと思います。
これはという役立つものを貰ったのであれば、
ちょっと高価なお返しを、
イマイチだなっていうものであれば、
お返しもそこそこの物で十分です。
このように
貰ったものに対して、お返しの差別化をすることによって、
自分の心の整理もつくのではないでしょうか。
全部に全部、まともにお返ししていたら、
それはそれで大変ですからね。
お礼する場合の相場
実際にお礼をする場合ですが、
おおよそ500円~3,000円ぐらいが相場となっています。
一般的にお下がりというのは、
使わなくなったものを頂くわけですから、
それほど高価なお礼というのは必要ありません。
(高級ブランドのものを、たくさん貰ったというのであれば、話は別です・・・)
これぐらいの金額の範囲の中で、
お菓子や日用品などのちょっとしたものを、
お礼として渡すようにすれば、OKでしょう。
あくまでお礼ですから、
注意したいのは、高額過ぎるものもNGだということです。
相手にとっては、これから先使わないものを、
有益に使って欲しいということでお下がりがあるわけですから、
お礼が欲しいと思っている人はほとんどいません。
そんな中、
高額なものを返してしまっては、
貰ったほうにも負担となってしまう可能性があるのです。
そういった意味でも、
お礼はあくまで少額に留めておいて、
出来ればセンスで勝負出来るようなお返しだと良いかもしれませんね。
お礼にお菓子はいい?
どんなお菓子がいいのか?
お礼の相場が分かったところで、
次に考えるのは、具体的に「何を返すのか」っていうことです。
もっとも一般的で返しやすいのは、
お菓子ではないかと思います。
その他、日用品などでも良いかと思いますが、
何にせよオススメなのは、
「使い切ってなくなるもの」が良いです。
お菓子でも日用品でも、
使い切ってなくなってしまうのでオススメというところは大きいです。
では、お菓子であれば、どんなお菓子が良いのか?
先程、紹介した相場500円~3,000円の中で
オススメ出来るものを紹介します。
コンフェイト
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パッケージである缶のデザインがとってもキュートなのが、
このコンフェイトです。
気になる中身は何かというと、金平糖です。
金平糖って、
なかなか自分では食べる機会がないかと思いますが、
貰うとオシャレでちょっと嬉しいお菓子の代名詞ではないかと思います。
このコンフェイトは、
味もワインやほうじ茶などバリエーション豊かであり、
デザインで貰って良し、食べて味良しのお礼にピッタリのお菓子です。
価格も500円からありますが、
ついつい自分にも買いたくなっちゃうほどですよ。
クロッシュ
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京都のあめ工房が手掛けるこのお菓子は、
パっと見ただけでは、お菓子には見えないほど美しい出来栄えとなっています。
まるで工芸品のような姿は、食べるのがもったいないくらいです。
そんな美しいお菓子が、これまた500円から買えるということで、
とってもリーズナブルになっています。
贈り物では、驚かれること間違いなしの1つです。
ボンボンキャラメル
まるで花束を貰ったような感覚になるのが、
こちらのボンボンキャラメルです。
単なるキャラメルにとどまることはなく、
とろけるような食感を持ったキャラメルは、
お口を楽しませてくれるでしょう。
束ねると花束のようになるのもポイントで、
10個も束ねると立派なギフトとなります。
1つ260円程度ですので、
10つ束ねる場合は、ちょっと良いお下がりを貰った時など、
良いかもしれませんね。
フォートナム・アンド・メイソン
インギリッシュシガーロール
ラングドシャタイプのクッキーではありますが、
決してその味を侮ることなかれと言えるのが、
こちらのクッキーです。
人気の香りであるベルガモットオイルが香るクッキーは、
食べた人、みんなを幸せしてくれるクッキーと言えるでしょう。
長きにわたって伝統を築き上げてきたこのクッキーに外れなしです。
安心して贈ることが出来るお礼の1品です。
これらはお返しにピッタリなお菓子の数々です。
他にも様々なお菓子がありますが、
何を返そうか迷った時には、
これらのお菓子を使ってみてはいかがでしょうか?
お下がりが要らない時
どんな断り方すれば良いのか
世の中にある全てのお下がりが、
相手にとって望まれるものばかりであれば良いですが、
現実はそうとは限りません。
中には、
「これは要らないな」っていうお下がりもあったりします。
そんなお下がりを持ちかけられた時、
出来れば断りたいですよね?
その時の断り方ですが、
正直に「ごめんなさい」と伝えてしまうのが良いでしょう。
大抵、いらないお下がりで困るケースっていうのは、
紙袋に大量の袋が入っていたりと、
何を貰っているのかも一目では分からないケースか、
使うかどうか分からないような制服などを貰う場合です。
大量に貰う場合は、
その中身を広げてしまわれる前に、
「これは・・・」
ということで断ってしまうのが良いでしょう。
相手にもよりますが、
一度、断れば、次からは
無理に持ってくるということはないかと思います。
やはり相手の親切心からということで、
なかなか断りづらい部分があるのは確かだと思いますが、
要らないお下がりを貰って、
それに何かお返しするというのはストレスが溜まるばかりです。
そうであれば、
やんわりと、
でもハッキリと「必要ない」という旨を伝えると良いでしょう。
どうしても直接断るのはという方であれば、
一度、貰っておいて、
そのお下がりについては、「別の人に譲った。」というのも効果的です。
これであれば、
必要なかったという旨を伝えることが出来ますので、
次からどんどん持って来られるということはないかと思います。
ただし、
単純に家の服を処分したいだけの人が相手であれば、
更に追加でどんどんと持って来られる可能性もあるので、
注意して下さい…。
お下がりあげたいけど一度聞いた方がいい?
お下がりは貰う方はもちろん気を使いますが、
出来れば、あげる方も気を使いたいものです。
実は、自分は良かれと思ってあげていたお下がりが、
相手にとっては、必要なく負担でしかなかったというケースがあるためです。
そのため、
最低でもお下がりをあげる場合は、
相手に必要かどうかっていうのは、
聞いたほうが良いでしょう。
必要ということであれば良いですし、
必要ないということであれば、あげなければ良いのです。
一度、相手に尋ねて聞いているのですから、
押しつけているということには、少なくてもなりませんよね。
尋ねる際には、
もう捨てちゃうつもりなんだけど要る?
ぐらいの軽い気持ちで聞くと、
相手も断りやすいかと思います。
入学してから使うからとか、
この先必要になるからといった形で、
お下がりを勧めてしまうと、
相手も断りづらくなってしまいます。
相手の負担にならないためにも、
出来るだけ軽く聞くようにしましょう。
お下がりの名前の消し方
せっかく貰ったお下がりも
相手の名前などが書いてあって、
イマイチ使いづらいというケースは多々あるかと思います。
そこでお下がりの名前を消すわけですが、
何が使われているかによって、名前の消し方は様々です。
お手軽だということで人気の名前シールの場合は、
当て布をして、上からアイロンをかけてあげることで、
熱で糊が溶けますので、簡単にはがすことが出来るようになります。
剥がした後も糊が残っているようであれば、
濡れたタオルなどを当てた上から
アイロンをかけるのが良いでしょう。
アイロンを直接当ててしまうと、
今度はアイロンの方に糊がついてしまうので、注意して下さい。
続いて、
お名前スタンプですが、
こちらも手軽だということで人気です。
しかも消えにくいということで、
使う方からすればとても便利ですが、
消そうという時には、非常にやっかいな作業になります。
専用のクリーナーが発売されていることもあるので、
それが分かればそれを使い、
分からない場合は、
消毒用のエタノールや除光液を用いて消すことが可能です。
当て布にこれらの液を染み込ませて
消したいスタンプの上に当て、
ハブラシなどで上からトントンとたたきます。
こうすることで、
スタンプのインクが当て布に移っていきますので、
これをある程度、落ちるまで行っていきます。
最後は、
洗剤でつまみ洗いをすれば完了です。
油性ペンの場合も
この方法と同じやり方で消すことが出来ますので、
試してみて下さい。
エタノールや除光液などを使う場合、
刺激臭などがするため、
換気だけには注意するようにして下さいね。
まとめ
今回、お下がりに関するお礼を中心にあれこれ紹介してみました。
貰って嬉しいもの、イマイチなものと
お下がりにも様々ありますが、
出来るだけ人間関係がこじれるのだけは避けたいですよね。
そこで、抑えるところだけは、
しっかり抑えておくようにしましょう。
基本的に貰ったら
御礼を考えるのがベストです。
また、
良いお下がりをゲット出来た暁には、
名前を綺麗に消して上手に使いましょう。